こんなことでお困りではないですか。
・制作会社にいちいち依頼するのが面倒
・簡単なお知らせなのに、費用がかかるのがもったいない
・他社がやっているようなブログを書いて更新したい
自社でホームページを更新できるようにしたい、というお声をよくいただきますので、今回のブログはこの点について考えてみます。
自社で更新するメリットとは
自社でホームページを更新するメリットは2点あります。
1つ目は、スピード感。
新しいニュース、新しいコンテンツをスピーディに今すぐに発信したい、といった時にホームページが自社で更新できるメリットを感じられるでしょう。
外部制作会社に依頼したら、少なくとも数時間〜数日は更新までに時間がかかってしまいますからね。
発信が遅れることで機会損失があるのだとしたら、自社で更新できるのは嬉しいですね。
2つ目は、コスト面です。
自社内で更新するなら、当然自社スタッフが作業することになります。そのスタッフが何時間かけても外にお金が出ていくことはありませんので、コストという面でもメリットは感じられるでしょう。
それ、本当にメリットと言えますか?
ホームページの更新を自社内でするということは、つまり社内のスタッフが作業することになりますから、いちいち外部制作会社などに依頼する必要はなくなります。
相当スピーディに更新できる!はずですが…実際はどうでしょうか。
常にHTMLに触れていて更新作業に慣れているのであれば短い時間で作業できます。しかし、多くの中小企業では専任のホームページ担当は不在です。主要な業務は別にあって必要に応じてホームページ担当者になり更新する、というのが現実です。
慣れない作業は、時間もかかりますし、書き換えてはいけない部分を書き換えてホームページが壊れてしまう…なんていうミスにもつながりかねません。
一見、スピード感でもコスト面でメリットがある、と思われがちな自社内での更新作業ですが、社内スタッフが作業するということはそのスタッフの本来やるべき主要な業務が中断するということです。
しかも慣れない作業であれば尚更時間がかかり、思っている以上に社内スタッフの稼働がかかる、つまり、意外とスピーディには出来ないし、コスト削減にもつながらないのです。
目的はスピードなのかコストなのか
社内でどうしてもやりたいということでなければ、制作会社と運用契約をし、依頼から●営業日以内に更新する、といった約束をすることで、スピード感は担保されます。
さらに、社内スタッフを長時間拘束するよりも、外部の制作会社の方が必要な作業だけであればコストは抑えることは可能です。
とは言え、自社で更新しないほうが良い、ということではありません。
お知らせやブログなど、いちいち外注せずに社内でサクッと更新したいものはあるでしょうし、更新ボリュームが多すぎて、外注コストがかかりすぎてしまうケースもあるかもしれません。
そういう場合は、CMS(更新システム)を導入することで、時間をかけずにしかもHTMLの知識などなくても更新が出来るようになるので、初期コストが多少かかっても長い目で見れば大きなコストメリットが見込めるでしょう。
スピーディに更新したいのかそれともコストを抑えたいのか。
更新する内容は、頻度は?
初期コストをかけてまで自社で更新するシステムを導入すべきなのか。
自社でホームページを更新したい、と言っても目的は様々です。費用を大きくかけたのに全く更新できていない、そんなことになっては本末転倒、しっかり検討したいですね。